打ち水は節電になるのか

打ち水とは

夏場、道路や地面に水をかけ、気化熱を利用し涼気をとります。
水1gの蒸発につき約0.58kcalの熱が奪われるといわれています。

打ち水を夏の暑い昼間に行うと逆効果

夏、太陽がさんさんと降り注ぐ昼間に、少しでも涼しくしようと水をまくと逆効果です。
気化熱で熱を少しは奪いますが、湿度を上げ余計に蒸し暑くなります。
また、エアコンを効かせている部屋の横で打ち水を行うと
湿度のために余計に電力を消費します。

打ち水はいつ行えばよい?

朝太陽が高くなる前の涼しい時間か、夕方の太陽が落ちたころが理想的です。

打ち水の水は?

打ち水のために新しい水を使うのは、節電になっても資源の無駄になっています。
前日のお風呂の残り湯や、日本の高い湿度を利用し除湿機の水を撒くという方法があります。
他にも雨水をタンクにため、それを使うというのもいいですね。

雨水タンク購入にかかるお金は、自治体によっては補助してくれるところもあります。
購入前に、地元自治体にご相談ください。